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プラグインが何をしているか分からない。本当にそのままで大丈夫でしょうか?

① よくある「行き詰まり」の正体

WordPressの管理画面を開いて、プラグインの一覧を見てみてください。 そこには10個、20個、時には30個以上のプラグインがずらりと並んでいることがあります。

しかし、

  • 何のために導入されているのか
  • 誰がここに入れたのか
  • 今のホームページにも本当に必要なのか

がよく分からないものが混ざっていませんか? 中には、プラグインの英語の名前を見ただけでは、何をするものなのかさっぱり意味が分からないものもあります。

だから、勝手に削除することもできないし、下手に更新(アップデート)するのも怖い。 結局、「何も触らないでおこう」と、そのままにしてしまいます。


② 「今のままで大丈夫」という思い込み

多くの方はこのように考えます。 「とりあえず問題なく動いているなら、消さないでおく方がいい」

実際、「不要だと思ってプラグインを止めてみたら、ホームページの表示が崩れてしまった」「大切な問い合わせフォームが動かなくなってしまった」という失敗談もよく耳にします。

そのため、よく分からないものには一切触れないでおく方が安全だ、という考え方になります。一見すると、これは非常に理にかなった正しい判断のようにも思えます。


③ 立ち止まって考えてみましょう

しかし、ここで一つ考えてみてください。 もし、そのプラグインが裏側で何をしているのか全く分からないのだとしたら、それは本当に「ホームページを自分たちで管理できている」と言えるのでしょうか。

そして、中身が分からない状態のままで、これから先「更新するべきか、しないべきか」を正しく判断していけるのでしょうか。


④ 知っておきたい「本当の仕組み」

実は、プラグインの「数が多いこと」自体が問題なのではありません。 本当の問題は、「ホームページがどんな仕組みで作られているか(構成)」を自分たちが把握できているかどうかにあります。

例えば、家にある「ブレーカー(分電盤)」をイメージしてみてください。 どのスイッチがどの部屋の電気につながっているのかが分かっていれば、安心して管理できますよね。しかし、どのスイッチがどこにつながっているのか全く分からなければ、怖くて触ることもできなくなります。

プラグインもこれとまったく同じです。問題はプラグインそのものではなく、システム同士のつながり(依存関係)が見えなくなってしまっていることなのです。


⑤ ついつい陥りやすい「勘違い」

この段階で生じやすい誤解があります。

それは、

プラグインが入っている = ちゃんと機能している = だから問題ない

と思い込んでしまうことです。

しかし実際には、「システムが存在していること」と、それを「自分たちが管理できていること」は別のお話です。また、そのプラグインが「ホームページにとって本当に必要であること」と、「それがなぜ必要なのかを自分たちが理解していること」も、まったく別の問題なのです。


⑥ ここに大きなリスクが隠れています

ここで本当にお伝えしたいのは、「よく分からないプラグインは今すぐ削除しましょう」というお話ではありません。 大切なのは、「ホームページの管理の仕組み(構造)」が見えなくなってしまっていないかという点です。

例えば、

  • もう使っていない不要なプラグインが残ったままになっている
  • 同じような機能を持つプラグインがいくつも重複して入っている
  • 社内の誰も、そのプラグインの役割を説明できない

制作会社の人しか中身を理解していない

という状態に陥っていることがあります。 普段、何事もなく動いている間はこれでも問題になりません。しかし、システムの更新を行うときや、いざ障害(トラブル)が発生したときに、初めてその悪影響が表面化することになります。


⑦ 「ここ」を見て判断してみよう

では、私たちは何を基準に考えればよいのでしょうか。

ここで見るべきなのは、「プラグインの数が多いか少ないか」ではありません。

本当に見るべきなのは、「それぞれのプラグインがどんな役割を持っているのか、自分たちで説明できるかどうか」です。

例えば、

  • それが何のための機能なのか
  • なぜホームページに必要なのか
  • もし削除したら何が起きるのか
  • 誰がそれを管理しているのか

これらのことがしっかりと分かっているのであれば、たとえプラグインの数が多くても、きちんと管理できていると言えます。


⑧ ホームページは、今どのようになっていますか?

では、みなさんのホームページはいかがでしょうか。

プラグインがたくさん入っていること自体が、本当の問題なのでしょうか。 それとも、「何のためにあるのか説明できないこと」が問題なのでしょうか。 あるいは、ホームページ全体の仕組みが、自分たちから見えなくなってしまっていることが不安なのでしょうか。

その本当の答えは、ただ管理画面のプラグイン一覧を眺めているだけでは分からないのです。


⑨ 「ここ」から始めてみませんか?

もし少しでも気になる部分があれば、まずはプラグインをいきなり削除しようとするのではなく、一覧を整理して「確認」することから始めてみてください。

具体的には、次のようなポイントをチェックしてみる方法があります。

  • このプラグインは、具体的に何をしているのか
  • 今のホームページに、本当に必要なものなのか
  • そもそも、誰がいつ導入したものなのか
  • 他の安全な方法で代用することはできないか

これらを自分たちで整理してみる。あるいは、いつもお世話になっている制作会社にそれぞれの役割を確認してみる。もしくは、現在の運用の仕組みをプロに一度診断してもらう、という選択肢もあります。

大切なのは、無理にプラグインの数を減らすことではありません。「ホームページの仕組みを、自分たちできちんと説明できる状態にあるかどうか」を把握することなのです。


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